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  • なじょもんでは、子供から大人まで楽しい体験実習が毎日行われています。楽しい体験の様子をご覧下さい。

    津南の自然21〜30
    津南町の広報誌<広報「つなん」>に連載中の大好評記事、津南町自然に親しむ会による「津南の自然」シリーズを再編集して綴っていきます。
    中には、とてもなつかしい記事がいっぱいありますね!ご期待ください!
    「津南の自然」の第3回目は、第21号から第30号までです。
    「アケボノシュスラン」
    Vol.023 1983/03/05
     ラン科植物に興味を持ち始めて17年、この間県内各地で20数種の野生ランと出会いました。津南町でもたくさんのランと出会いましたが、中でもオニノヤガラ(その20で紹介)、アケボノシュスラン、キンセイラン、ノビネチドリの4種は、わたしにとって全くの初対面でした。今回は、この中のアケボノシュスランについて紹介したいと思います。
     アケボノシュスランとの最初の出会いは昨年9月下旬の見倉における自然に親しむ会観察会でのことで、二度目は10月中旬の苗場登山でのことです。見倉付近では杉林の林床に、苗場山では登山道のわきの木陰に、いずれも所々に大きな群落をなしていました。苗場山では、幸運にも淡いピンク色の花をつけた一株をみつけることができました。始めて見るアケボノシュスランの花は、派手な美しさはありませんが、とても清楚で可憐なものでした。
     アケボノシュスランは、全国の山地に分布し、やや湿ったうす暗い樹林下に生育します。地下茎は這うように落葉層の中を伸び、時に30cm以上に達することもあります。茎は斜めに上向き、高さ5〜10cm、葉はうす緑色で縁に少ししわがあり、4〜5枚が互生(互い違いにつく)します。8〜10月ごろ、長さ1cmほどの淡紅紫色の花を3〜7個つけます。花はみな片側を向き、萼片は丸みをおびた三角形、唇弁のつけ根はふくらんで内面に密毛があります。
     ところで、我が国に分布するシュスラン属は9種ほど知られていますが、アケボノシュスランとツリシュスラン(古木や岩からつリ下がる)、ミヤマウズラ、ヒメミヤマウズラの4種は、分布が北海道〜九州と広範囲におよんでいます。・ミヤマウズラは町内各地に普通で、葉に白斑があリ、夏ごろ白色〜わずかにピンク色をおびた花をつけます。残りの2種は未発見ですが、当地方にも分布する可能性は充分あります。(津南高校 三田)
    津南町自然に親しむ会(植物友の会)
    事務局:津南高等学校 生物教室内

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