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  • なじょもんでは、子供から大人まで楽しい体験実習が毎日行われています。楽しい体験の様子をご覧下さい。

    津南の自然21〜30
    津南町の広報誌<広報「つなん」>に連載中の大好評記事、津南町自然に親しむ会による「津南の自然」シリーズを再編集して綴っていきます。
    中には、とてもなつかしい記事がいっぱいありますね!ご期待ください!
    「津南の自然」の第3回目は、第21号から第30号までです。
    「トビ」
    Vol.024 1983/04/05
     トビは、ワシタカ科の中では最も人家近くに生息する、なじみの深い鳥です。ほかのタカ類のような精悍さはありませんが、カラスよりずっと大きく、けっこう迫力があります。分布は広く、ヨーロッパ、アフリカからアジア、オーストラリアに及びますが、日本では主に標高500m以下の山地や平野部、海岸線などに生息しています。

     全長約60cm、翼を広げると優に1mを越します。からだは濃褐色を帯び、胸には黒色の縦斑があります。足はタカ類のように黄色でなく灰青色、また虹彩は暗褐色のため、他の夕力類のように目つきは鋭くありません.巣は高木の高い枝の上につくり、3月から5月にかけて2〜4個の卵を生みます。留鳥ですが北部のものは少し南下するといわれます。

     しかし、なんといっても最大の特徴は、尾の先がくぼんで燕尾形であることです。また、飛んでいるとき、翼の中ほどからやや先の初列風切羽根の根元に白の斑紋が見えます。この白斑は成長するにつれて茶色っぽくなり、しだいに目立たなくなります。トビの飛翔は巧みで足でつかんだ餌を飛びながら食べることもできます。また、上昇気流に乗って長い間帆翔を続けることもよくあります。

     猛禽類に属していながら生き餌を食べることはなく、動物の死骸や流れついた魚介類を食べています。中津川が信濃川に合流する付近で、カラスにまじってトビをよく見かけますが、ここは流れつくものも多くゴミ処理場にも近いためと考えられます。なわばりを侵したトビが、よくカラスに追いまわされています。
     生き餌を食べないという生活のせいで、ワシタカの仲間ではトビが最も生存率の高い種類です。また、人間が増えるとトビも多くなるようです。
     ことわざで「トンビが油揚げをさらう」とはよく特徴を表していますが、「トンビがタカを生む」の方は、もちろんたとえ話です。
      津南町自然に親しむ会(植物友の会)
    事務局:津南高等学校 生物教室内

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