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  • なじょもんでは、子供から大人まで楽しい体験実習が毎日行われています。楽しい体験の様子をご覧下さい。

    津南の自然01〜10
    津南町の広報誌<広報「つなん」>に連載中の大好評記事、津南町自然に親しむ会による「津南の自然」シリーズを再編集して綴っていきます。
    中には、とてもなつかしい記事がいっぱいありますね!ご期待ください!
    「津南の自然」の第3回目は、第21号から第30号までです。
    「ツキノワグマ」
    Vol.030 1983/10/05
     ツキノワグマは本州、四国、九州に生息し、国外ではアフガニスタンからヒマラヤ、中国、台湾、朝鮮半島に分布しています。ニホンツキノワグマは頭胴長(鼻先から尾のつけ根まで)130〜150cm、体重80〜200?で、クマの仲間ではやや小形の方です。毛は黒く、のどに三日月形の白斑をもち、中には全身黒色のものもあります。性質はおとなしく、仔づれや手負いをのぞけば本来人に危害を加えることはありません。

     12月から翌春4月ごろまで大木のうろや岩穴の中で冬眠しますが、眠りは浅く雌はこの間約2頭の仔を生みます。仔は1年ほど母親と行動をともにし、3歳ぐらいで成熟、寿命は15〜30年といわれています。春はコブシの花、ウド、ブナ、ミズナラなどの新芽を食べ、秋はアケビ、クワ、ヤマブドウ、クリ、ドングリなどの実を食べます。このほかヤマユリやウバユリなどの根を掘リおこし、アリ、ハチ、サワガニ、コガネムシの幼虫なども食べます。
     なおクマの胆(胆のう)は風邪、高血圧の薬になり、1匁(約3.75g)4万円以上で金よりも高価なものです。

     日本全土で6千頭ほど生息していると考えられていますが、九州や四国、中国地方では絶滅は時間の問題となっています。新潟県内でも毎年160頭前後捕獲されていましたが、生息数が著しく減少し、昨年から捕獲禁止になりました。しかし、近年人里に出没する回数が増え、町内でも人的被害や農作物、ミツバチの被害が出て、すでに6頭、信州側では14頭も駆除されています。この異常事態は一方的に人間の側に責任があり、本来クマの生息地である奥山の原生林を伐採し、送電塔建設のための騒音などによづてクマの安住の地をうばってしまったためです。人間とツキノワグマやカモシカなどの野生動物が共存できるような自然環境は、人間が本当に人間らしい生活を続けていくためにも必要なものではないでしょうか。
    (津南高校 井上)
    津南町自然に親しむ会(植物友の会)
    事務局:津南高等学校 生物教室内

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