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    なじょもんでは、子供から大人まで楽しい体験実習が毎日行われています。楽しい体験の様子をご覧下さい。

    津南の自然31〜40
    津南町の広報誌<広報「つなん」>に連載中の大好評記事、津南町自然に親しむ会による「津南の自然」シリーズを再編集して綴っていきます。
    中には、とてもなつかしい記事がいっぱいありますね!ご期待ください!
    「津南の自然」の第4回目は、第31号から第40号までです。
    「カムルチー」
    Vol.036 1984/04/05
     カムルチーは雷魚ともよばれ、本来は中国大陸、朝鮮半島原産の外来魚です。我が国へは大正時代の終わりごろ持ちこまれ、本州、四国、九州の平野部の河川や池沼に広く分布しています。当町内では、信濃川河畔の通称「割野のドブ」に生息、信濃川本流にごくまれに見られる程度です。

     4〜5年で全長60〜70cmに成長、1mをこすものもあります。背面は黄味をおびた黒青色、腹面は白色で、体側には黒い角形の斑紋が上下2列に並んでいます。頭胴は長めで、一見ヘビを思わせる風貌をしています。
     生活力は極めて強く、O℃〜30℃まで耐え、他の魚が住めないような酸素のほとんどない汚濁した水中でも生存可能です。これはえら呼吸のほかに、えらぶたの内部で空気呼吸ができるためです。

     産卵期は5〜8月で、おす、めす共同で水面に水草を集めて1mほどのドーナツ状の浮巣を作り、数千〜数万個の卵を産みつけます。卵が孵化し自立できるまで親がつきっきりで保護します。

     喰食な魚で、水底や水草の間にひそみ、小魚が近づくと突進して捕え、カエルや水鳥の雛などを水面下から襲います。このため、内水面漁業の立場からは、有用魚類に被害を及ぼす害魚として扱われています。国外の動植物を持ちこむことは自然界のバランスをくずすおそれがあるため充分な注意が必要です。とりわけカムルチーや最近十日町の大池に持ちこまれた北米原産のブラックバスなどの魚食性の魚は、在来の魚を滅亡させかねないほど危険なものです。専門機関による充分な事前調査が必要で、少なくとも釣人の個人的な趣味でむやみに放流することは厳に慎まなくてはなりません。

     カムルチーは、外見からは予想もつかないほど美味な魚で、寒のころに捕えたものは淡水魚の中では並ぶものがないくらいです。しかし、顎口虫が寄生していることがあるため、生食は危険です。       (陣場下 井上)
    津南町自然に親しむ会(植物友の会)
    事務局:津南高等学校 生物教室内

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