HOME > つなんの文化紹介 > 以前の津南の自然31〜40
  • 津南の自然
  • --- 以前の津南の自然 ---
  • 津南の自然01〜10
  • 津南の自然11〜20
  • 津南の自然21〜30
  • 津南の自然31〜40
  •   031 モモンガ
      032 ノウサギ
      033 ヌカエビ
      034 カワガラス
      035 イカリソウ
      036 カルムチー
      037 ワサビ
      038 カタクリ
      039 モンシロチョウ
      040 ハコネサンショウウオ
    なじょもんでは、子供から大人まで楽しい体験実習が毎日行われています。楽しい体験の様子をご覧下さい。

    津南の自然21〜30
    津南町の広報誌<広報「つなん」>に連載中の大好評記事、津南町自然に親しむ会による「津南の自然」シリーズを再編集して綴っていきます。
    中には、とてもなつかしい記事がいっぱいありますね!ご期待ください!
    「津南の自然」の第3回目は、第21号から第30号までです。
    「サワガニ」
    Vol.029 1983/09/05
     マイマイカブリは体長35〜46?(アオマイマイカブリ)で雌の方が大形、頭部と前胸部は細長くのびています。後翅は完全に退化して飛ぶことができず、硬い上翅も左右がくっついて開かなくなっています。上翅は黒色、前腕部と頭部は青〜赤紫色の金属光沢があり、幼虫は黒く、青銅色の金属光沢があります。
     春に産卵、幼虫は7〜8月ごろ成虫になります。土中や朽ち木の中で、成虫の状態で越冬し、中には二冬を越すものもあるということです。成虫も幼虫も地表を歩きまわって、カタツムリやミミズ、カエルなどの小動物を捕食します。カタツムリをおそうときには、成虫は細長い首を殼の奥まで入れて肉を食いちぎり、幼虫は殼の中までもぐっていきます。カタツムリは殼の中にひっこんで粘液を出して抵抗しますが、マイマイカブリにねらわれたらまず助かりません。
     マイマイカブリは、オサムシの仲間が特殊化したもので、カタツムリを捕食するのに適したように頭部や前腕部が細長くなったものです。7亜種の中で、佐渡島に分布するサドマイマイカプリは体が太短く、最も祖先形に近いものと考えられています。佐渡島が弧立してしまってから、本土側では、より進化した首の長い亜種が生じたものと思われます。日本各地で体形や色彩の異なるさまざまな亜種が生じたのは、空を飛べず、移動能力が低いため、地理的隔離が起こりやすいためです。
    (津南高校 井上
    津南町自然に親しむ会(植物友の会)
    事務局:津南高等学校 生物教室内

    ←前 津南の自然21〜30 次→